圧倒的な北欧神話テーマと爽快スラッシュ感、ただしバランスと課題も目立つ
項目 | 内容 |
---|---|
ゲームタイトル | 巨人殺し: 冥界の怒涛 |
ジャンル | アクション / インディー / RPG |
好評度 | 好評率 81.2%(レビュー800件時点) |
備考 | 本レビューは参考になった順で好評上位15件・不評上位15件を要約しています |
北欧神話をベースにしたローグライク・アリーナスラッシャー。巨人や冥界の怪物を相手に、スキルと神々の加護を組み合わせて戦うのが特徴です。Steam Deck対応の快適さや爽快感が評価される一方で、スキルビルドの幅やバランス調整には課題が多く、賛否が割れています。結論から言えば「爽快感を求めるならおすすめ、細部の完成度を求めるなら様子見」といった位置づけです。
良かった点
- 北欧神話を題材にしたアートや雰囲気が独特で没入感が強い
- 戦闘はテンポ良く、スキルを重ねて成長する爽快感が大きい
- Steam Deckでも快適に動作、短時間プレイにも向いている
- キャラクターごとの操作感が異なり、ビルド次第で戦略性が出る
- アップデート頻度が高く、開発の意欲を感じる
気になった点
- スキルやビルドの多様性が不足し、後半は選択肢が限られる
- 難易度調整が極端で「理不尽に感じる」場面がある
- クエスト報酬やゴールドバランスに不満が多い
- UIや敵AIの粗さが目立つ
- 繰り返しプレイ時に単調さを感じやすい
こんな人におすすめ
- 短時間でも爽快感を味わいたい人
- 北欧神話やローグライク系が好きな人
- Steam Deckで遊べる軽めのアクションを探している人
- 「あと1回」の中毒性を楽しめる人
注記
- 価格は1,360円、対応言語は日本語を含む多言語
- 既知の不具合としてスキル出現率やUIまわりの不満あり
- アーリーアクセスのため今後の調整に期待がかかる
プレイ指標(ひと目で判断)
- ゲームボリューム:短時間ラン主体、やや単調になりやすい
- 操作感/QoL:直感的で快適、UIに改善余地あり
- 安定性/更新:大規模戦闘時に軽い処理落ち、更新頻度は高め
- コントローラ適性:Steam Deck含め操作性は良好
各要素:10段階評価
- ゲーム性:7/10
- 操作性:8/10
- ボリューム:6/10
- 安定性:7/10
最終ジャッジ
- 適正価格(レビュー傾向と好評率、各要素を基に推測):¥1,200前後
- 今回のジャッジ: 買い(ただし期待値を調整して)
総評
『巨人殺し: 冥界の怒涛』は、北欧神話を題材にした雰囲気とスピーディなアクションが大きな魅力。レビューでも「爽快」「手軽に遊べる」といった好意的な声が多い一方、「スキルやビルドの幅が狭い」「難易度が不自然に跳ね上がる」といった不満も散見される。アーリーアクセスらしく粗削りな部分はあるが、開発の更新頻度を考えると今後の伸びしろは十分。現時点でも価格に見合う満足感は得られるが、長時間遊ぶなら改善アップデート待ちが無難。短期的な爽快感を求めるなら買って損はしない一本。
★総合評価 7/10
一言でまとめるなら「爽快感は抜群、完成度はまだ途中」だ。
記述したライター:haru(ゲーム歴25年 / 仕事終わりに2〜3時間しか遊べない現実派)
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