「地図もマーカーもない、不親切さが武器のセミオープンワールド探索」
項目 | 内容 |
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ゲームタイトル | Hell is Us |
ジャンル | アクション / アドベンチャー |
好評度 | 好評率 90.8%(レビュー924件時点) |
備考 | 本レビューは参考になった順で好評上位15件・不評上位15件を要約しています |
舞台は内戦と怪物に荒らされた孤立国家。特徴は「地図・マーカーなし」で探索を自力で進める点にある。雰囲気は暗く重いが、グラフィックや演出は高く評価されている。一方で、敵の種類が少ない、戦闘が単調になりやすいといった指摘も多い。探索やパズルを楽しめる人には刺さるが、派手な戦闘を期待すると肩透かしになる印象だ。
良かった点
- マップ非依存の探索設計。自分で道を探す体験が新鮮
- 環境描写や音響演出が高評価。暗く重い雰囲気が際立つ
- 謎解き要素が豊富で、発見に対するリターンもある
- 難易度調整が可能で、探索重視や戦闘重視など遊び方を選べる
- ドローンや複数武器を使った戦闘システムが工夫されている
気になった点
- 敵のバリエーションが少なく、後半は作業感が出やすい
- 戦闘の深みが浅く、ソウルライク期待層には物足りない
- 場所戻りや同じ道を歩く場面が多く、人によっては冗長に感じる
- 一部パズルやクエスト設計が不親切で混乱しやすい
- 主人公の行動制限(水で即死、ジャンプ不可など)に理不尽さを感じる声も
こんな人におすすめ
- 探索やパズル解読をじっくり楽しみたい人
- 雰囲気のある暗い世界観に没入したい人
- 「手取り足取りナビゲートされない」ゲームが好みの人
- 戦闘よりも物語や環境ストーリーテリングを重視する人
注記
- 価格:¥6,580
- 対応言語:日本語UI/字幕あり(音声は英語・フランス語)
- プラットフォーム:PC(Steam)
- 既知の不具合:戦闘中にカクつくケースあり、混雑エリアでfps低下の報告あり
プレイ指標(ひと目で判断)
- ゲームボリューム:約20〜30時間(メインクリア20時間前後+コンプ含め30時間前後)
- 操作感/QoL:戦闘はシンプル。探索は自由度が高いが案内が少なく不親切と感じる人も
- 安定性/更新:UE5としては最適化は良好との声多数。戦闘時や混雑時にカクつき報告あり
- コントローラ適性:フルサポート。PS5版ではDualSense機能に対応、PC版も良好だが一部UIは不便
各要素:10段階評価
- ゲーム性:7/10
- 操作性:6/10
- ボリューム:8/10
- 安定性:7/10
- 翻訳品質:未評価(日本語UI/字幕対応あり。品質評価は現時点で情報不足)
最終ジャッジ
- 適正価格:¥4,500前後
- 今回のジャッジ:買い(ただし探索や雰囲気重視のプレイヤー向け)
総評
Hell is Usは「不親切設計」をあえて前面に押し出した探索型アクションだ。地図もマーカーもなく、環境を観察して進む体験は他にはない魅力を持つ。好評レビューでは「迷子になる楽しさ」「戦争と怪物の重苦しい雰囲気」が支持されている。一方、不評では「戦闘が浅い」「敵が少ない」「不親切さが理不尽に感じる」という声が目立つ。総じて、雰囲気重視で探索を楽しめる人には強く薦められるが、ソウルライクな戦闘を期待すると不満が残る。独自性は高いが人を選ぶ作品だ。
★総合評価 7/10
挑戦的な探索設計を歓迎できるなら、買いで間違いない。
記述したライター:haru(ゲーム歴25年 / 仕事終わりに2〜3時間しか遊べない現実派)
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